以前の引きこもり無職だった時期に主夫として家事全般を担当したことがありました。

食料の買い物。
食事作り。
洗濯。
洗濯物干しと取り込み。
洗濯物を畳む。
掃除。(自分はあまりやらなかった)
庭木の手入れ。
庭掃除。

この中で、初めてチャレンジしたのは食事作りでした。

そう、これが物凄く大変。
多くの家庭で行っていることですが、共働きで全て食事を自宅で手作りは難しいなと、初めて共働き家族が食事に出来合いのものを出したり、外食したりする理由が理解出来ました。

とはいえ、出来合いや外食ばかりなのは今でも理解は示しませんが。

先ず大変なのは食事の材料の準備。特に野菜系は皮むきや切るのに大変なものも多く、包丁使いが素人な私には一苦労でした。

そして台所の高さの問題。私は背が高いので台所に立って長時間作業をすると、腰痛の手術をした腰痛持ちの腰が痛くなってとても辛かったです。日本にある平均的なシンクの高さだと思いますが私にはあと20cmは高さが欲しかったです。

次に大変なのはメニューを考えること。よく、お母さんが家族に「今日は何を食べたい?」と聞いても、答えは「何でもいいよ」と言われることに怒る、なんて話がありますが、これは本当に怒りたくなる気持ちが理解出来ました。

私なんて、素人主夫でしたから作れる料理やアイデアは限られていて、どうしてもワンパターンになっていました。そのうち、頑張って作っても同じものを定期的に出されると、家族も不満を隠せなくなったりします。

付随して3番目に大変だったのは、折角作ったのに美味しくないといった感想をもらうことです。これは、言うまでもなく作る側からすれば腹も立ちます。

そう。

料理は偶に、気まぐれに好きに作るのは楽しいし感謝もされたりしますが、毎日の家事として料理をするのは本当に大変なことだと実感しました。

あ、因みに洗い物は特に嫌いではなかったです。